加工別同意事項

弊社にご依頼をいただいた時点で、本同意事項に同意されたものとみなされます。
ご依頼の前に必ずご確認ください。

キャスト

□ 鋳造の特性上、毎回ス穴等の不具合が無いようキャストする事は出来ません。
□ ゴム段(ゴム型の段差によるキャスト品に付いた線や段差)や真円でない、真鍮やシルバーで出やすい小さなス穴等、後加工で処理すべきものは再キャスト対応の対象になりません。お客様のほうで仕上げていただくか、磨き加工(有料)をご依頼ください。
□ お作りいただいた製品の寸法・構造が原因の物や、機械トラブルが原因でキャスト不良を起こした場合、修正や返金等のご対応はいたしかねます。
□ キャストは不良が起きやすいのであらかじめご了承ください。また、再キャストによる納期のずれ込みに関し、弊社は一切の責任を負いかねます。
□ ゴム型から原型を取り出す際、原型が破損する事がございます。
□ キャスト後、歪み・縮みは必ず生じますのであらかじめご了承ください。

  • 地金の流れの問題で湯口位置の変更や追加をする場合がございます。
  • レースや布等の異素材にWAXを染み込ませて作ったものはキャスト不良を起こす可能性が高いです。
  • 樹脂素材の原型や中空の原型の場合、ゴム型作成の際に癒着・硬化不良・破損などのトラブルが起きる場合がございます。
  • WAXの原型が破損した場合、弊社でWAXの支給は行っておりません。

レーザー刻印

□ セッティングは目測で行うため、若干の傾き等は許容範囲内となります。
□ いただいたデータの不備により失敗した場合(アウトライン化が出来ておらず余計な線が入っている等)、修正や返金等にはご対応いたしかねます。
□ 文字サイズ・フォント・刻印位置の指定が無い場合、上下左右がわからない場合は、弊社のほうで判断・決定させていただきます。
□ 弊社が提示しているワークサイズを超えるものは2回に分けて打つため、多少ずれる可能性がございます。
□ ハフニウム・タンタル・イリジウム・ステンレス・タングステン・チタンなどの特殊金属は修理ができない、また納期がかかる場合があります。

  • 合金へのレーザーは出力パワーの規定値が無いため、強すぎて金属が溶ける/弱すぎて文字が見えないという不良を起こす可能性がございます。その際の修正にはご対応出来ません。
  • 刻印の深さの細かい指定はできません。

レーザー溶接

□ 石や樹脂から近い部分を溶接する場合、火花が飛んで破損する事がございます。
□ 素材不明なもの・伺っていた金属と違っていた場合、加工により製品が変形・破損・変色してしまっても、修正や返金等にはご対応いたしかねます。

  • 金属の種類によってはロウ付けより強度が落ちる場合があります。使用の際に同じ箇所が取れてしまっても再加工は有料となりますのでご了承ください。
  • 合金は加工出来ません。

メッキ

□ 傷、磨き残し、火ムラ、酸化があると密着不良・発色不良の原因になりますので、お客様のほうで仕上げていただくか、磨き加工(有料)をご依頼ください。
□ 素材不明な物、合金の製品、形見やアンティーク等、替えの利かない製品はお断りさせていただく場合があります。また、ご依頼後に発覚して何らかのトラブルが起こった場合、補償・弁償には応じかねます。
□ リスクを承知のうえで素材不明な物、合金の製品をご依頼いただいた場合は必ず下地を
いれてメッキしていただきます。仕上がり後に何らかのトラブルが起こった場合、補償・弁償には応じかねます。
□ メッキ液の酸/塩基により、合金や石が溶ける事がございます。
□ 超音波洗浄器にかけた際の石取れ、石の紛失・破損には責任を負いかねます。超音波の振動で取れないようにしっかり留めてご依頼ください。

  • 郵送でのご依頼品で当日仕上げご希望のものは、必ず午前中到着指定でお送りください。
  • 接着剤を使用している製品はお控え下さい。メッキ液が汚濁してしまった場合、使用している金の分の料金(時価)をご請求する事があります。
  • マニキュアでのマスキングは絶対にしないでください。メッキ液が汚濁してしまった場合、使用している金の分の料金(時価)をご請求する事があります。
  • コーティングをしている物は素材不明の合金の可能性があります。また、コーティングの剥離が必要になりますので、剥離作業代と納期をいただきます。ご依頼後に発覚した場合、お見積りとずれが生じますのでご了承ください。

CADデータ作成・出力(造形出力)

□ 作成していただいたデータのデザイン面での支障(丸カンを付け忘れた、各寸法のミス)等はご依頼時にお伝えください。ご納品後にお伝えいただいても対応できかねますのでご了承ください。
・ 出力時のサポートは不良の起きにくい位置を弊社で決めさせていただいております。お客様にサポート位置をご指定いただいて出力不良が起きた場合は再度、出力料金が発生いたしますのでご注意ください。

  • ご依頼されたイメージと出来上がり後の強度面を考慮して作成するように努めますので、イメージと異なる場合はヒアリング時にお伝えください。ご納品後にイメージと異なる等お伝えいただいても対応できかねますのでご了承ください。
  • 3Dデータを入稿する際、造形出力やキャストの工程で発生する収縮を考慮したデータをご入稿ください。

3Dスキャン

□ 形状を読み取りやすくする為に、お預かりした製品に白い粉末(現像液)をスプレーします。水で洗い落とせるものですが、溝や凹みに粉末が残る場合がございます。可能な限り除去をした状態でのお返しとなりますのでご了承ください。また、微量にアルコール成分を含んでおりますのでご注意ください。現像液の塗布不可の場合、データの精度は保証致しかねます

  • スキャンしてすぐのデータは完璧ではありません。データ修正の希望をされない場合、後加工 (鋳造など)で形状に欠損等があっても再加工の対象になりませんのでご注意ください。
  • スキャナーで取り込んだ3Dデータはメッシュ(STL)でのご提出となります。その後お客様のもとで加工、編集される場合は機械、ソフトとの互換性の問題やデータ容量による問 題などで加工が困難な場合もございますのでご了承ください。

石留め

□ ルースをお預かりする場合、加工の際に欠けや破損を起こしても補償・弁償にはご対応いたしかねます。
□ 彫り留めの留め方指定が無い場合はコロシ留で加工させていただきます。
□ 石留め位置の指定・石サイズの指定がない場合は、弊社で判断させていただきます。
□ 石外しの場合、すでに留まっている石を外すのは欠けや破損のリスクが高いため、補償・弁償にはご対応いたしかねます。

  • お預かりした製品の状態・寸法によっては、イラストや参考写真のように留められない事がございます。

磨き仕上げ

□ 金額と仕上がりのクオリティは比例します。
□ 形状にご希望がある場合(エッジ出しなど)は必ず事前にお知らせください。

  • 素材がはっきりしない・伺っていた金属と違っていた場合、加工により製品が変形・変色してしまっても、修正や返金等にはご対応いたしかねます。
  • 構造上磨きの工具が入らない場所は磨く事が出来ません。

リングのサイズ直し

□ デザインの問題で真円が出せないリングは、サイズ棒ではなくそのサイズの指に入るかどうかを基準にサイズ調整させていただきます。
□ ロウ付け加工をする場合、火が当たって酸化被膜で変色したリングを軽く磨きます。その際にいぶし加工や細かいテクスチャが無くなる事があります。
□ サイズ直し後の新品仕上げは別途料金がかかります。

  • コンビリング・石留めされているリングは火を当てられないので、レーザー溶接での加工となります。強度は火を使用するロウ付けより格段に落ちます。使用の際に同じ箇所が取れてしまっても再加工は有料となります。
  • 石留されている場合、ウデを動かすとツメも動いて石が取れる・傷が付く・破損するリスクがございます。また、石の弁償や補償にはご対応いたしかねます。